「龍神破魔矢ってどの向きでお祀りすれば良いのかわからない・・・。」
そんなお悩みを解決します。
ここでは龍神破魔矢の祀り方について解説しています。
本記事は2020年1月3日に僕が日光の東照宮と輪王寺に初詣に行った時に、経験した事を元に書かれています。
特に日光山輪王寺の龍神破魔矢については住職さんのお話を元に書いています。
この記事では以下の3つの事について書かれています。
本記事の内容
- 日本の三大黄金建築物
- 破魔矢の正しい祀り方
- 2020年は龍神破魔矢で開運
記事を最後まで読んでいただければ、破魔矢の正しい祀り方や、龍神破魔矢が以下に優れているかについて知ることが出来ます。
龍神破魔矢の玄関での飾り方|日本の三大黄金建築物
日本の三大黄金建築物と言う物を知っていますか?
僕も東照宮と輪王寺に初詣にいくまで知りませんでした。
日光の輪王寺で初めて「日本三代黄金建築物」と言うものを知りました。
その三大黄金建築物と言うのはこちらです。
京都:金閣寺
栃木:輪王寺
岩手:中尊寺
この中で今回は栃木の輪王寺について解説します。
日光山輪王寺とは?
栃木県日光市と言えば、日光東照宮が有名すぎて他の寺社にはあまりスポットが当たらないため日光輪王寺と言ってもわかる人は少ないです。
日光山輪王寺と言うのは三代将軍家光公が祀られているお寺の事です。
三代将軍家光公はおじいちゃんである初代将軍徳川家康公を大変尊敬しており、亡くなった後は家康公の祀られている東照宮の近くにしてほしいと4代将軍家綱公に伝えていたそうです。
その四代将軍家綱公によって建てられたのが、日光山輪王寺:大猷院なのです。
大猷院拝殿は国宝
日光山輪王寺はとても広い範囲です。
その中でも三代将軍家光公が祀られている大猷院の拝殿のみが国宝として認定されています。
大猷院の中心となる建物の拝殿・相の間・本殿と連なる独特の構造を【権現造り】といいます。
この大猷院拝殿内は写真撮影が禁止となっているので、写真はありませんが、教科書に乗っている狩野探幽(かのうたんゆう)によって唐獅子。
天井には2種類の龍の絵が飾られています。
大猷院の3つの門
大猷院の入り口から拝殿までの階段を登る間に3つの門があります。
その3つの門とはこちらです。
- 仁王門
- 二天門
- 夜叉門
この3つの門の最後、夜叉門に祀られている4体の夜叉がいます。
- 阿跋摩羅(あばつまら)
- 毘陀羅(びだら)
- 烏摩勒伽(うまろきゃ)
- 犍陀羅(けんだら)
この4体の夜叉の中の「烏摩勒伽(うまろきゃ)」と言う神様に注目してください。
この「烏摩勒伽(うまろきゃ)」の膝の部分をご覧下さい。
象の顔になっているのが分かりますか?
これが【膝小僧】の語源になったと言われています。
さらに「烏摩勒伽(うまろきゃ)」の持っている道具にも注目して下さい。
弓矢を持っているのがお分かり頂けると思います。
これがお正月の破魔矢の起源だと言われています。
日本でこの「烏摩勒伽(うまろきゃ)」を祀っているのはこの輪王寺だけです。
ですので、破魔矢の発祥はこの輪王寺だと言われています。
龍神破魔矢の玄関での飾り方
破魔矢の正しい祀り方を知っていますか?
ここでは破魔矢の正しい祀り方について解説します。
破魔矢の正しい向きとは?
羽の部分が汚れたり、曲がってしまうからと言って羽の部分を上にして、矢の部分を下向きにして置いていませんか?
これが間違った置き方と言うわけでないですが、矢と言うのは先端は矢の方です。
運気を上向かせる為には矢の部分を上に向け、羽の部分を下向きに祀った方が良いです。
矢が下を向いていると、運気が下向きに向いてしまうので、運気を上げたいなら矢の部分を上向きに祀った方が効果が高いです。
また、家族や近しい人に2020年に運気の悪い人がいる場合、破魔矢は玄関に祀っておくと良いです。
なぜなら、悪い気というのは玄関から入ってくるので、玄関でその悪い気を跳ね返す事が出来るからです。
破魔矢を玄関に祀る時の向きは矢の部分が玄関の入り口を、羽の部分が家の中を向くように祀って下さい。
そうする事で、玄関から入って来る悪い気を跳ね返す事が出来ます。
以上が破魔矢の正しい祀り方の向きです。
2020年は龍神破魔矢で開運
毎年、破魔矢を買い換えるのは時間もお金も勿体ないと思いませんか?
毎年お正月になると破魔矢を購入して1年の運気を向上させようと思う方も多いと思います。
僕も風水など好きなのでその気持ちはよくわかります。
あなたが毎年購入している破魔矢というのは木製ではないですか?
木製の破魔矢は購入したら1年間部屋に飾り、翌年の初詣の時に持って行き、新しい物に買い換えるという人が多いのではないでしょうか?
毎年のこの購入する手間を省けたら、時間的にも出費的にもありがたいですよね?
そんなあなたにおすすめしたいのが龍神破魔矢です。
龍神破魔矢とは?
龍神破魔矢と言うものを知っていますか?
この龍神破魔矢と言うのは先ほど解説した、日光山大猷院の境内にある夜叉門に祀られた「烏摩勒伽(うまろきゃ)」が右手に持っている矢をモデルにした破魔矢です。
この龍神破魔矢には「様々な恵みを万物にほどこす」と言う【昇り龍】が刻まれており、矢の先には過去、未来、を守護する「弥陀」、「釈迦」の御影が梵字で刻まれています。
さらに輪王寺で購入すると、ご先祖様の供養のハガキが付いてきます。
一生使える龍神破魔矢
先ほども書きましたが一般的な破魔矢は木製で毎年の交換が必要となります。
初詣に行くたびに、持って行き、新しい破魔矢を購入して持ち帰り家に祀っておきます。
しかし、この龍神破魔矢は金属でできているので、一生祀っておくことができます。
これならば、毎年同じ場所で初詣をしなくてもよくなりますね。
また、長い目で見れば経済的でもあります。
この龍神破魔矢も祀り方は一緒です。
この箱に入れたまま、矢の部分を上に向くように家の仏壇や、神棚、家族の集まる部屋にお祀りください。
龍神破魔矢の玄関での飾り方
2021年分の破魔矢を既に買ってしまった人も大丈夫です。
すでに木製の破魔矢を購入してしまった人も多いと思います。でも、大丈夫です。
木製の破魔矢と並べて、お祀りしてもなんの問題もありませんので是非とも元号が変った初めの龍神破魔矢を購入してみてはいかがですか?
運気を上げたい、金運をアップさせたいという方は風水に頼ってみてはいかがでしょうか?
東照宮まで行ったら、奥日光まで足を伸ばしてみませんか?
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