2019年の11月16日から23日まで、奥日光にある「華厳の滝」が初めてライトアップされた。
今回のライトアップは生態系への影響を調べながら試験的に行われたもので、奥日光冬季活性化推進協議会が環境省の許可を得て実現したものです。
来年以降も実施されるかは未定です。
そんなレアなライトアップされた華厳の滝を見学してきたので、ご紹介します。
初のライトアップ【華厳の滝】
まずは、ライトアップされた華厳の滝について解説します。
2019年の11月16日から23日までの8日間だけ、午後5時〜午後7時の間の2時間だけライトアップされました。観覧料は無料でした。
県営の無料観瀑台の下から白色のLED投光器を6基設置し、約140メートル先の華厳の滝を照射したものです。
華厳の滝に到着
僕が訪れたのはライトアップが始まった翌日の11月17日。
時刻はライトアップの瞬間を見ようと17時になる15分前に到着。
入り口から華厳の滝までの道にもライトアップされていて、期待が高まります。
せっかくなので、エレベーターで降りて、ライトアップされた華厳の滝を下から見学しようとしたが、すでにエレベーターは終了している。
仕方なく観瀑台を目指します。
11月の17日は日曜日という事もあって、僕が到着した頃にはかなりの人がいました。
見やすい最前列はすでに陣取られているので、後ろの方からの見学。
写真のように11月下旬の奥日光はすでにかなり暗いです。
照明がないと華厳の滝の姿は見れません。
滝の流れる音しか聞こえない状態です。そんな中徐々に17時が近づいてきます。
寒さと暗さに耐えながら待ちます。
奥日光の標高は約1300メートルあります。
標高が1300メートルと言われてもよくわからないかもしれませんが、東京のスカイツリーの高さが634メートルです。
つまり、東京スカイツリーの2倍の高さにあるという事です。
標高が1300メートルにもなると、沸点が96度になります。
ですので、料理をする時はそんな点も注意しながら調理をしなければならないなと思いながら華厳の滝のライトアップを待ちます。
何が言いたいかというと、標高が1300メートルもあってライトアップを待っている時間は寒いので、しっかりと防寒対策をしてくださいね!
という事です。
そうしているうちにようやく17時になり、華厳の滝がライトアップされます。
先ほどまで真っ暗で、何も見えないところに照明があたり華厳の滝が姿を表します。
「おぉ〜」
と待ちわびていた人達から、歓声が上がります。
みんな写真を撮ったり、動画を撮ったりします。
しかし、僕は後ろの方にいるので、前の人がいなくなるのを待ちます。
僕の前に3列4列くらいあったので、最前列に行くまで10分ほど待ちました。
そしてようやくライトアップされた華厳の滝にご対面。
観瀑台からiPhoneを駆使して写真を撮ってもこれが限界です。
僕の下手くそな写真では伝わらないかもしれませんが、昼間にみる華厳の滝とはまた違った雰囲気が味わえるので素晴らしいです。
僕も写真を撮り、動画を撮ったらすぐに退散。それでもまだまだ人は増えて行くばかりです。
早めにきておいて良かったと思いました。
帰り際に小腹が空いたので、餃子コロッケを食べて帰ります。
見た目は丸々としたコロッケです。
中身はジャガイモのコロッケの中に餃子の具が入っています。
写真でも見てわかるように具が少し少ないような・・・。
ホクホクして寒い時期のおやつとしてはオススメです。
ただ具が少ないような・・・・。
ライトアップされた華厳の滝の4つの注意点
ここではライトアップされた華厳の滝を見学するための4つの注意点について解説します。
2019年の11月16日〜23日の間で限定で行われた華厳の滝のライトアップでした。
初の試みでまだ試験段階なので、この先も毎年あるとは限らないです。
そんな貴重な体験が出来た事は非常に嬉しく思います。
もしも、来年以降に開催されるとしたら行く時には注意することがありますので、ご紹介します。
寒いので防寒対策はしっかりと
先ほども書きましたが、華厳の滝のある奥日光の中禅寺湖周辺は標高が約1300メートルあります。
平地と比べても寒いです。なので防寒対策はしっかりとしてください。
ライトアップまでの待っている時間などは特に寒いです。
人だかりになっていて、温かいかと思ってもそんな事はありません。
滝という場所柄、もともと涼しい場所ですし、水しぶきが待っていてマイナスイオンを生んでいるので寒いです。
待っている間は暖かい飲み物を
僕のようにライトアップの瞬間を見たくて、点灯する前から行って待つという人も多いでしょう。
そんな時は魔法瓶などに温かい飲み物を入れて持って行きましょう。
外からの寒さ対策に体の中から温まることが出来れば待ち時間も楽しく過ごせます。
撮影は三脚は使えません。(メディア関係のみ?)
ライトアップされた華厳の滝の見学場所は観瀑台からのみとなっています。
その際に注意書きでも書いてありますが、三脚を使っての撮影は禁止されています。
特に人が多いので、三脚を使って撮影していると他のお客様の迷惑にもなります。
マナーを守って見学しましょう。
エレベーターの下からは見学出来ません。
実はエレベーターの下からライトアップされた華厳の滝を見学したいと、別の日に試みました。
エレベーターの終了する前の16時30分くらいに下におり、17時のライトアップの瞬間を見ようと下で待機していました。
ところが、17時になる2分前に
スタッフ「エレベーターの営業が終了するので、上に上がってください。」
と言われました。
せっかく寒い思いして、30分も待っていたのに・・。
と思いつつもしかなく上に戻りました。
上からの風景はすでに撮影したので、その日はすぐに帰りました。
ライトアップされた華厳の滝の4つの注意点のまとめ
いかがでしたでしょうか?
ライトアップされた華厳の滝の4つの注意点について解説しました。
2020年以降もこの取り組みがされるかどうかはわかりませんが、華厳の滝に行かれる方の参考になればと思います。
2020年5月には華厳の滝の近くにリッツカールトン日光も開業するので、奥日光はますます賑やかになるのではないでしょうか?