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スペイン バルセロナ

バルセロナにあるガウディ建築13選はどこにある?

ガウディ
女性
バルセロナにガウディの手がけた建築ってどれくらいあるの?

 

という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?

 

せっかくのバルセロナ旅行だから、有名なサグラダ・ファミリアとグエル公園だけでなく、そのほかのガウディ建築も見てみたいと思っていませんか?

 

けれど、他にどんな建築物があって、どこにあるのかわからないというあなたの為に、

 

僕が2019年の9月バルセロナ旅行に行った経験を元にバルセロナにあるガウディ建築13個をご紹介します。

 

その13個というのはこちらです。

  • ガウディ建築1:サグラダ・ファミリア
  • ガウディ建築2:グエル公園
  • ガウディ建築3:カサ・バトリョ
  • ガウディ建築4:カサ・ミラ
  • ガウディ建築5:カサ・ビセンス
  • ガウディ建築6:カサ・カルベ
  • ガウディ建築7:グエル邸
  • ガウディ建築8:グエル別邸
  • ガウディ建築9:コロニア・グエル教会
  • ガウディ建築10:サンタ・テレサ学院
  • ガウディ建築11:ミラーリョス邸の石門
  • ガウディ建築12:ベリェスグアルド
  • ガウディ建築13:ロベルト博士のモニュメント

 

こちらの記事を最後まで読んでいただければ、バルセロナのガウディ建築の場所を知る事ができます。

ぜひ、最後まで読んでみてくださいね!

ガウディ建築1:サグラダ・ファミリア

サグラダファミリアステンドグラス

建設工事が始まったのが139年前の、1882年だが建築の許可が有田のが2017年の7月。

そう、サグラダ・ファミリアは建設許可が降りていないにも関わらず、違法に工事が進められていたのだ。

 

ただし、ガウディは1885年にバルセロナに合併吸収されたサンマルティーの役所に建築許可を申請していたが、返事が得られなかったというのが実話らしい。

 

サグラダ・ファミリアの工事を担う委員会は460万ユーロ(約5億6400万円)を支払うことで、建築の許可を得ることができました。

そのお金はサグラダ・ファミリア観光をよりスムーズにする為に使われているそうです。

 

入り口の金属探知機や自動改札のようなシステムがそうなのかな?

と思わず感じてしまいます。

  • 住所:Malloca 401
  • 電話番号:935 132 060
  • 公式HP:www.sagradafamilia.org
  • 開館時間:毎日9:00~20:00(11月〜2月は18:00まで)
  • 最寄り駅:L2,L5のsagradafamilia(サグラダ・ファミリア)駅
  • 入場料金:17€〜

 

こちらをご覧いただければ、初めてのサグラダ・ファミリア見学でも道に間違えたり、チケットを間違えて購入してしまうということはありません。

 

サグラダ・ファミリア完成
サグラダ・ファミリアの完成はいつ?工事が進まない理由はこちら

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ガウディ建築2:グエル公園

ラ・ナトゥーラ広場

ガウディのスポンサーだったグエルは、街を見下ろす山の手の土地に60の戸の宅地を建設しようとした。それがグエル公園だ。

 

その為、都市デザイン、道路整備、正門から中央広場にかけてのパブリックスペースの建設がガウディによって造られました。

 

グエル公園で有名な場所といえば、タイルを使ったモザイク柄ですが、これらの多くはガウディの協力者であるジュジョールの作品です。

 

ガウディが生みだした破砕タイルの技術により曲線をうまく覆い、かつ高い芸術性を生み出しています

 

  • 住所:08024 Barcelona
  • 電話番号:934 091 831
  • 公式HP:www.parkguell.cat
  • 開館時間:毎日 8:00~20:30
  • 休館日:無休
  • 入場料金:8€〜
  • アクセス:メトロL3, Lessepes (レセップス)、Vallcarca(バイカルか)駅から徒歩15分

こちらをご覧いただければ、グエル公園の行き方やチケットの購入の手順シャトルバスがどこから出ているのか?などを知ることができます。

 

 

ガウディ建築3:カサ・バトリョ

カサバトリョ

カサ・バトリョは繊維業界のブルジョワであった、バトリョ家の邸宅の増築をガウディに依頼して、1階と2階を全面改装して、6階と屋根裏部屋が増設されました。

 

屋上の煙突は煙が風に揺らぎながら上る様子を表現しています。

 

カサ・バトリョのテーマは海です。

 

特に吹き抜けの青のグラデーションの美しさは素晴らしいもので、天窓から入る光に照らされ、キラキラと輝いている様子は幻想的です。

  • 住所:Pg.de Gracia43
  • 電話番号:932 160 306
  • 公式HP:www.casabatolo.es
  • 開館時間:毎日 9:00~21:00
  • 休館日:基本的には無休ですが、141:00で閉館するときがあるので、ウェブで必ずチェックしましょう。
  • 入場料金:25€〜
  • アクセス:メトロL2,L3,L4 Passeig de Gracia(パセッジダグラシア)駅から徒歩1分

より詳しいカサ・バトリョについてはカサバトリョ観光の3つの見どころをご覧ください。

 

こちらをご覧いただければ、詳しい行き方やチケットの種類、見どころなど知ることができるので、

チケットを間違って購入したり、見どころを見逃してしまうということはありません。

カサ・バトリョ
カサ・バトリョ観光の3つの見どころと魅力|2019年9月に訪問したバルセロナの世界遺産

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ガウディ建築4:カサ・ミラ

カサ・ミラ

 

カサ・ミラは通称「La Pedrera」(ラ・ペドレラ)と呼ばれ、石を積み上げたような外観が特徴です。

波打つような独特の外壁は建築当時はグラシア通りの調和をみだす建物として物議を醸し出しました。

 

高級アパートとして設計されたカサ・ミラはバルセロナで初めて自動車用の地下駐車場が設けられるなど革新的な建物だった。

 

最上階にはガウディに関する資料やもけなどが展示されていて、屋上テラスやアパートの一部が見学できます。

  • 住所:Pg.de Gracia92
  • 電話番号:902 202 138
  • 公式HP:www.lapedrera.com
  • 開館時間:毎日 9:00~20:30 11月〜2月は18:30まで
  • 休館日:1月中旬の1週間、12/25,
  • 入場料金:25€〜
  • アクセス:メトロL3,L5Diagnal(ディアゴナル)駅から徒歩1分

ガウディ建築5:カサ・ビセンス

ガウディの処女作

当時は隣に修道院があったが、その壁があまにも汚かった為に、ガウディは建物自体を修道院の壁を覆うつる草に見立て、緑のタイルで建物を覆いました。

 

また、敷地には黄色の花々が咲き、シュロの木が青々と茂っていたことから黄色の花のタイルが散りばめられ、鉄柵にはシュロの葉がモチーフとして使われました。

  • 住所:Carolines 18-24
  • 電話番号:935 475 980
  • 公式HP:www.casavicens.org
  • 開館時間:毎日 10:00~20:00
  • 入場料金:16€〜
  • アクセス:メトロL3Fontana(フォンタナ)駅から徒歩5分


2017年11月から内部見学が可能になった。

カサ・ビセンスを見学したいと言うあなたにはカサビセンスのチケットを予約方法で写真付きで詳しくご紹介しています。

 

そちらを見ながら進めて頂ければ、簡単にチケットを予約することが出来ます。

カサビセンスのチケットを予約する4つの手順を写真12枚を使って解説
カサビセンスのチケットを予約する4つの手順を写真12枚を使って解説

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ガウディ建築6:カサ・カルベ

barcelona-モンジュイック

グエルの友人だったカルベ家もグエルと同じように繊維業界を代表するブルジョワです。

 

グエルの友人だったことからこのカサ・カルベもガウディに託されました。

 

典型的な都市建築で、1階が建築主の事務所と倉庫、2階が住宅、3階以上が賃貸マンションにあてられました。

このカサ・カルベは計画段階から市の条例を超える高さ制限をオーバーしていた違法建築だったにも関わらず、カルベの政治力のおかげなのか、完成したのは立派な違法建築だった。

 

しかも、バルセロナ市の第1回建築年間賞に輝いたのは実はこのカサ・カルベなのです。

  • 住所:Casp 48
  • アクセス:メトロL1,L4Urquinaona(ウルキナオナ)駅から徒歩3分(内部見学は無し)

ガウディ建築7:グエル邸

本来はすでにあった本館に繋がる別館として計画されていたが、完成するとグエルは大変気に入り、こっちを本館として利用するほどだった。

 

中2階はグエルの執務室、2階は中央サロン中心とした公共のスペース。

3階は寝室。4階は使用人の部屋とキッチン。

 

内外共にグエル所有の採石場から出た大理石がふんだんに使われ、バルセロナでは極めて早い時期にエレベーターが用いられた建物です。

  • 住所:Nou de la Ramble3-5
  • 電話番号:934 725775
  • 公式HP:www.palauguell.cat
  • 開館時間:火〜日曜 10:00~20:00 11月〜3月は10:00~17:30
  • 休館日:月曜日、1/1,1/6,1/8~24,12/25,12/26
  • 入場料金:12€〜
  • アクセス:メトロL3Liceu(リセウ)駅から徒歩5分

ガウディ建築8:グエル別邸

グエルの週末の別邸で、当時は現在のペドラルベス宮殿を含む広大な庭園に囲まれていました。

 

ガウディは邸宅の増改築を手がけたが、邸宅自体は現存していません

 

正門の周辺の馬小屋、馬場、堀や門などがガウディによって新しく造られ、国の重要文化財に指定されている。

 

正門の「ドランゴの門」はギリシア神話に出てくる黄金のリンゴの園の番人である龍の象徴だと言われている。

 

レンガとタイルを組み合わせたムデハル様式で造られた建物です。

  • 住所:Av.Pedralbes7
  • 電話番号:933 177 652
  • 開館時間:毎日 10:00~20:00
  • 休館日:月曜日、1/1,1/6,12/25,12/26
  • 入場料金:4€〜
  • アクセス:メトロL3Maria Cristina(マリア・クリスティーナ)駅から徒歩5分

ガウディ建築9:コロニア・グエル教会

バルセロナの中心部から北西へ約20km、サンタ・コロマ・ダ・サルバリョ市にコロニア・グエル教会はあります。

 

グエルがスペインで初めて建設した工業コロニー(コロニア・グエル)の為に造られました。

ガウディは1898年に教会の建設を依頼され、逆さ吊り模型だけの実験に10年も費やし着工したのが1908年。

 

そのわずか6年後にはサグラダ・ファミリア建設に専念する為、ガウディはこの建設から手を引くことになります。

この作品をガウディの最高傑作と評価する建築家も多い

ガウディ建築10:サンタ・テレサ学院

photographer

サンタ・テレサ学院というのは女性のカトリック教育を目的とする、サンタ・テレサ会の本部です。

 

前任の建築家が2階の床まで建設したところで、ガウディに引き継がれました

 

低予算で建設するという制約がある中で作られたため、安価な材料のレンガ作りを継承しつつも、前任者の計画していたものをムデハル様式に置き換えました。

ムデハル様式

ムデハル様式というのは残留イスラム教徒の建築様式とキリスト教建築様式が融合したスタイルのものです。

ムデハル様式の特徴は建物の壁面に幾何学文様の装飾を施している。

Wikipedia参照

  • 住所:Ganduxer 91
  • アクセス:カタルーニャ鉄道ラ・ボナノバ駅から徒歩5分(内部の見学はできません)

ガウディ建築11:ミラーリョス邸の石門

ミラーリョス邸の石門はグエル別邸の近くにあります。

 

ミラーリョスが友人であるグエルから購入したもので、ガウディが門と塀をデザインをして、助手のスグラーニェスが住宅や門を設計しました。

 

しかし不完全な形でしか残っていません。

鉄骨で骨組みを作り、レンガで形を整え、砕石で装飾した門は、施工的にも造形的にもグエル公園と通じるものが感じられます。

ガウディ建築12:ベリェスグアルド

ベリェスグアルドは別名はフィゲーラス邸と呼ばれ、ガウディの信奉者だったサゲス夫人(フィゲーラスの未亡人)の住宅として建てられました。

 

ベリェスグアルドというのは「絶景」という意味があり、高台からはバルセロナの街並みが見下ろせます。

 

個人住宅だったため以前は外観しか見学できませんしたが、2014年からは、内部も見学できるようになりました。

 

元々この場所にはバルセロナ伯最後の王マルティン1世の城があったが、戦争で廃墟となっていた場所にガウディは、廃墟の一部を残しつつ、ベリェスグアルドを建設しました。

 

  • 住所:Bellesguard16-20
  • 電話番号:932 504 093
  • 公式HP:www.bellesguardi.com
  • 開館時間:5〜10月 10:00~19:00 11月〜4月 10:00~15:00
  • 入場料金:9€〜
  • アクセス:123番のバスで「Bellesguard-Valeta d'Arquer」で下車。

ガウディ建築13:ロベルト博士のモニュメント

ロベルト博士というのは医学会の会長を務めた権威者です。バルセロナ市長や国会議員も務めた人物です。

 

元々はモンタネールと彫刻家のジョセップ・リモーナとの共作で原案が作られていました。

その後、ガウデイが後から加わる形で作られました。カサ・バトリョやカサ・ミラと同時期に作られた作品です。

  • 住所:Pl.de Tetuan,s/n
  • 最寄り駅:メトロL2のTetuan(テトゥアン)

バルセロナにあるガウディ建築13選のまとめ

いかがでしたでしょうか?

 

バルセロナにあるガウディ建築13選の場所や基本情報などをご紹介しました。

 

グエル公園のモザイクというのはガウディのアシスタントのジュジョールという人の作品だということは知らない人も多かったのではないでしょうか?

しかし、どれもやはりガウディらしさが散りばめられていてついつい見とれてしまいますね。

 

僕は今回の旅行で全ては回れませんでしたが、次回はもっと多くのガウディ作品を巡れたらなと思います。

 

では、最後にもう一度復習しておきましょう。バルセロナにあるガウディ建築の13個はこちらですね。

  • ガウディ建築1:サグラダ・ファミリア
  • ガウディ建築2:グエル公園
  • ガウディ建築3:カサ・バトリョ
  • ガウディ建築4:カサ・ミラ
  • ガウディ建築5:カサ・ビセンス
  • ガウディ建築6:カサ・カルベ
  • ガウディ建築7:グエル邸
  • ガウディ建築8:グエル別邸
  • ガウディ建築9:コロニア・グエル教会
  • ガウディ建築10:サンタ・テレサ学院
  • ガウディ建築11:ミラーリョス邸の石門
  • ガウディ建築12:ベリェスグアルド
  • ガウディ建築13:ロベルト博士のモニュメント

こちらの記事を参考にしていただいて、楽しいガウディ建築巡りを楽しんでくださいね!

 

バルセロナをツアー旅行で考えている方がいましたら、サグラダ・ファミリアツアーを選ぶのにオススメなサイト5選をご覧ください。

 

また、これらのガウディ建築を効率よく見学したいという方は日本語で予約できるガウディ建築オプショナルツアーもご覧ください!

 

多くの人がサグラダファミリアを中心に観光をすると思いますが、サグラダファミリアなしのツアーもありますのでツアーで行こうと検討している方のお役に立てるのではないでしょうか?

 

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