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旅行記

飛ばない飛行機、来ないバス 2019年 9月11日

luggage

9月11日。15時21分。

スペイン第2の都市バルセロナでAirbnbで予約した部屋でブログを書いている。

 

せっかくのスペイン〜イビザ旅行なのに、観光もしないで部屋に篭りブログを書いている。

これでは、日本にいる時と変わらないではないか。

 

はるばるスイス航空LX1956便に乗って16時間ほどかけて来た、12年ぶりのスペインでまさか部屋に篭りブログを書くことになるなて・・・。

4:51分起床。

遡ること8時間前、

 

iPhoneでセットしたアラームが鳴る9分ほど前に、トイレに行きたくなり、起きる。

 

隣にはジローくんが寝ているので、起こさない様に静かにゆっくりと物音を立てない様にトレイに向かう。

睡眠時間は5時間30分といったところか。

 

眠い目をこすりながら用をたし、もう起きる時間だからと寝室には戻らずダイニングキッチンへ。

充電しっぱなしにしていたMacBook Airを立ち上げ、メールや今日の天気などをチェック。

 

仕事のメールが来ていたとしても、正直どうすることもできない。

なぜならここはイビザ島だからだ。

 

一通りメールを確認できたら、備え付けてあるエスプレッソマシンで、コーヒーを入れる。

カプセル式のエスプレッソマシンだが、コーヒークリームもカプセル式だったので、間違えてコーヒークリームの方を先にセットしてしまった。

 

当然コーヒークリームはこぼれ、トイレからティッシュペーパーを持ってきて、こぼれたコーヒークリームを拭き取った。

目は冷めたが、脳みそはまだ熟睡中の様だ。

 

ジジッジー・・・。

と音と共に美味しそうなコーヒーの香りが漂ってくる。

やっぱり朝はコーヒーだな。

 

なんて思いながらコーヒーを一口、二口とくちに運ぶ。

 

乾いた喉に染み渡る。

 

 

コーヒーの香りが鼻から抜けようやく、独特のカフェインの刺激でようやく脳みそもお目覚めの様だ。

 

時刻は5:17分。ジロー君はまだ起きてこない。

 

僕は前日に買っておいた、バケット、ミックスリーフ、生ハムスライス、グリエールチーズスライス、ピメントペーストを冷蔵庫から取り出し、朝食を作り始める。

 

包丁でバケットを4等分して、中央に切り込みを入れる。

 

その切れ込みにティースプーンを使ってピメントペーストを上下にたくさん塗る。

 

そこみミックスリーフ、グリエールチーズスライス、生ハムスライスを挟んで。皿に乗せる。

 

オリーブオイルをかけたいと思い、キッチンを探したが見当たらなかった。

 

仕方ないので、オリーブオイルは諦めた。

 

皿の上にサンドイッチだけでは寂しいので、残ったミックスリーフも添えた。当然オリーブオイルなしだ。

これで本日の朝食が完成した。

 

時刻は5:31分。

 

ジロー君はまだ起きてこない。

 

仕方ないので、僕はGoogleマップで今日の予定を立てながらサンドイッチを頬ていた。

ほどなくジロー君が起きてきた。

 

眠たそうな目をこすり、僕と同じ様にまずはコーヒーを入れ始める。

僕とは違ってコーヒークリームをセットするというドジは踏んでないようだ。

 

ジロー君もサンドイッチの皿とコーヒーカップを持って僕の座っているダイニングテーブルの前に座った。

そこで今日の予定の確認だ。

 

予定の確認といっても一緒に行動するのはここから、バルセロナのエルプラット航空までだ。

ジロー君はそのままトルコに飛ぶようだ。まさに飛んでイスタンブール笑。

 

僕はバルセロナの部屋に戻り、バルセロナ観光を続ける予定だ。

つまり、僕とジロー君の今日の予定はこのアクセルビーチホテルから空港までの道中と、飛行機でバルセロナまでの数時間のみだ。

そんな話をしていると、時間は6時ホテルを出る時間だ。

 

チェックアウトを済ませようとすると何故か追加で6ユーロを請求された。

ジロー君が聞いて見ると税金出そうだ。

 

 

前日に泊まったイビザ ヘブンアパートメントではそんな料金は取られなかったのだが・・・。

 

あまり腑に落ちないが、こんなところで揉めていて飛行機に乗り遅れては元も子もないので、6ユーロを払いレンタカーに乗ってイビザ空港を目指す。

 

あたりはまだくらい、車のライトをつけなければ前が見えないくらい暗い。気温も寒い。

半袖短パンでは我慢出来ないくらいなので、僕もジロー君も1枚上着を羽織っている。

 

搭乗する飛行機は7:55分搭乗の8:35分発のバルセロナ行きだ。

予定通りたどり着けば、時間は余裕である。しかし・・・。

 

飛ばない飛行機

 

空港に到着し、レンタカーを返却する。

立体駐車場を4階まで登り、ゴールドカーのカウンターに鍵を返却。

 

日本のレンタカーシステムとなんら変わりはない。

無事にレンタカーを返却し、空港へ向かう。

 

時刻は7:06分。

ブエリング航空でパスポートとiPhoneをかざしチェックインを済ませる。

出発までまだ時間があるからと僕は免税店を散策。

実はお目当の物があった。それがイビザの塩だ。

 

 

ティファニーのような色の入れ物に入った可愛らしい塩だ。

イビザにきたらそれを買おうと思っていた。しかしなかなか見つからない。10分くらい探してようやく見つけた。

価格は120g入りで7,96ユーロ。

 

「高ッ!!」

思わず口に出してしまった。しかし、買うと決めていたのだから買う。

元料理人として味も確かめたいし、自分用とお土産用と全部で3つ買った。

 

 

そんなイビザの塩を買ってジロー君の元に戻ると残園なお知らせが入った。

「飛行機が遅れているって。」

 

 

またかよと内心思いながら、仕方ないと納得するしか出来なかった。

ジロー君は文庫本を持っているのでそれを読書している。

僕は文庫本なんて持ってきてないから、秘密兵器をだす。

 

そうユーロデータだ。

ユーロデータの電源を入れ、WiFiをつなぐ。

 

 

暇なので、特に調べることもなく、ただただ、時間つぶし。

 

Yahoo!ニュースを見たり、ツイッターを見たり、そんなこんなで時間を潰す。

 

ようやく飛行機に乗ったのが、9:14分。1時間以上も遅れて搭乗したが当然出発も遅れ、バルセロナに着くのも遅れる事になった。

 

観光の予約を入れてなくて良かったと心の底から思った。

 

結局エルプラット空港についたのは10:30過ぎ。大幅な遅れである。

 

空港でジロー君とは別れを告げ、僕は再びバルセロナ市内に向かう。まずは部屋に戻り荷物を置くことにする。

荷物の整理が済んだらすぐに部屋を出る。

何故ならこの日はバルセロナのアウトレット ラ・ロカビレッジに行きたかったからだ。

ラ・ロカビレッジ行きバス停のあるカタルーニャ広場までとりあえず向かうが・・・。

 

バス停で2時間の待ちぼうけ

 

時刻は13:06分。

ラ・ロカビレッジ行きのバス停に到着。

 

バスの運行は1時間おきに来るらしい。

13時のバスがもしかしたら遅れているのではないかと少し待ってみるもそんな気配は無い。

次の時間は14時だと思い。それまで時間を潰すことに。

 

どこに行こうか悩んだ結果、とりあえずカサミラを見に行く事に。

地図を頼りにてくてくとカサミラを目指す。

 

歩いて15分くらいで着いた。簡単に写真をとり、すぐにバス停まで引き返す。

バス停に戻ってきたのが13:56分。時間的にはバッチリだ。

バス停に並んでいると、黒人の女性に話かけられた。

 

 

黒人女性「次のバスは何時」

僕は時刻表はバス停に貼ってあると指差し、一緒に確認する。次のバスはなんと15:00だったのだ。

 

これが噂に聞くシエスタか・・・。

また1時間暇になってしまった。

 

仕方ないので、今度はブケリア市場に行って軽くピンチョスでもつまもうと思った。

カタルーニャ広場を突っ切り、ランブラス通りを通ってブケリア市場に到着。

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

思わず絶句した。

なんとしまっていたのだ。なんかおかしい。

市場がしまっているなんて。

 

 

そういえばデパートもなんか閉まってる店が多かったなと思い調べてiPhoneで調べている事に。

すると9月11日はカタルーニャ州の祝日らしい。

 

だからお店は閉まっていて、市内は同じような衣装を着た人で溢れているのかと合点が言いた。

そうとはいえ軽く時間を潰し14:45再びバス停に戻ってみると、すでにバスが到着して待機している。

 

ヤターーーーーーー!!

これで、アウトレットに行けると思い、運転手に

「チケット1枚ください。」

と言ったところ、

 

「今日は休み、明日だよ」

と言われ、僕は一気にやる気が失せた。もう何もする気がおきない。

 

疲れがドット押し寄せて来たので、今日はもう観光は諦めて一旦部屋に戻る事に。

俺の2時間を返してくれと思った。

 

時を戻して、そんなこんなで部屋にこもってこれまでの旅の様子をブログにしていたのであった。

今日の予定が狂ったので、少しふて寝しておきたのが、19:11分。

 

さて、観光は諦めたからやけ食いしてやろうとバル巡りを計画。当然一人だ。そんな事は今更どーって事ない。

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