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旅行記

スペインのバルセロナ旅行の持って行ったもの。9月の服装はこれだけで十分です。

旅行の持ち物

12年前・・・

僕「スペインの水って綺麗ですね!」

タニサン「そうでしょ!」

僕「これって地中海ですか?」

タニサン「そうだよ」

水着姿の男二人が、岩場に座りながら会話をしている。

場所はカダケス。

12年前の僕が留学していた時の一コマだ。

 

衣類は真空パックで小さくまとめる

押入れから黒のスークケースを取り出し開けてみる。

実に2年ぶりだ。

 

中には当時の滞在先で使っていた折りたたみ式の釣竿と、ルアー5個が出てきた。

このスーツケースは2年前に仕事で神奈川県の葉山に滞在していた時に使っていたからだ。

 

そんな折りたたみ式の釣竿とルアー5個を取り出し、ウェットティッシュを使い軽くスーツケースを吹き上げる。

 

スーツケースの内側を拭き、ついでに外側も吹いていると、引っ掻いたような傷やコーティンングが剥がれたような部分が目立つ。

 

それもそうだろう。この黒のスーツケースは一番初めに使った日からすでに10年以上が経過している。

 

それまでに訪れた国はフランス、モロッコ、イタリア、デンマーク、ハワイとそんなに多くはない。

 

それでも10年という月日が物事を劣化させるのは自然の摂理だ。

諸行無常の世界である。

 

そんな事を思いながら、スペイン旅行の荷物を詰める。

まずは衣類から詰める。必ず使う下着を真空パックに詰める。

 

  • ディーゼルの黒のボクサーパンツ
  • ディーゼルのグレーのボクサーパンツ
  • ヴィヴィアンウェストウッドの薄い水色のオーブの総柄のボクサーパンツ
  • アマゾンで買ったカルバンクラインの偽物の3枚セットのボクサーパンツ

 

これらを真空パックの袋に詰め、二重になったパッキンを閉める。

 

真空袋を端からクルクルと中の空気を抜くように丸めていく。

 

次にTシャツを詰める。要領は下着と一緒だ。

 

  • ユニクロで買ったエアリズムVネックのMサイズブラックを2
  • ZARAで買った白のTシャツを2
  • アンビルの黒のTシャツを1

 

以上を同じように真空パックに2重のの口を閉じ、端からクルクルと丸めながら空気を抜いていく。

 

Tシシャツが終わったら、着替えやタオル類を詰める。

 

  • 短パン1
  • ZARAで買った白のストレートジーンズを1
  • 大きなおあっしろなバスタオルを1
  • ドン・キホーテで買った茶色のハンドタオルを2

以上を入れてそれぞれを同じ要領で真空パックに詰めていく。

 

履き物はビルケンシュトックのGizehと、ドンキで買った青い水に濡れても良い靴の2足を詰める。

 

これで衣類は終わりだ。男の衣類は簡単でいい。最悪着れれば良いのだから。

次に、洗剤類を詰め込む。

 

普段使っているものを小分けして入れようと考えていたが、小分け用の入れ物を探していたら、ハワイの時にもらったアメニティーが残っていた。

 

かなり時間は経っているけど、使えるだろうとおもいっそれを持っていくことにした。

 

念の為、トラベルセットもスーツケースに詰め込んだ。

最後にかなり重要なものを入れなければならない、変圧器と変換コネクターだ。

 

しかし、ネットで調べてみると変圧器というのは使わなくても、iPhoneMacBook Airは充電できるようだ。

 

さすがは天下のアップル。世界を牛耳る企業だ。

 

iPhoneMacBook Airが充電できるなら変圧器はいらないかなと思ったが、心配性な僕は念のために詰め込む。

 

Cプラグも一緒に詰め込む。

これでスーツケースは良し!

 

初めてのフランスで無くしたデジカメ

初めてのフランスで無くしたデジカメ

そういえば、初めてのフランスに行った時に初日にデジカメを無くしたという経験がある。

 

それがどこの時点で無くしたのかわからないくらい、僕はテンパっていた。

 

初日になくすという大失態を犯しているが、この世界が歪んで見えた。

 

だからと言って落ち込んではいられない。

なんせ旅行はこれから始まるのだから。

 

そう思い僕は顔をあげ自分の柔らかな体温を感じながら、道を進んだ。

今がどん底ならあとは上がるだけだと信じ、次の目的地と向かった。

 

次に機内持ち込み用の荷物を詰める。

 

機内持ち込みのボストンバックには以下の物

  • 防寒具
  • 汗拭きタオル
  • プリントアウトしたe-チケット
  • パスポート
  • 財布
  • 機内で履く用の折りたたみのスリッパ
  • スペイン語のポケット辞書

 

もう一つの機内持ち込み用のリュックの方には以下のもの

  • MacBook Air (13-inch, 2017) 1.8 GHz Intel Core i5 8 GB 1600 MHz DDR3 Intel HD Graphics 6000 1536 MB
  • iPad mini
  • iPhones 16GB
  • iPhone7 32GB
  • それらの充電コードを入れた100均のウレタンケース。

 

このSNSの時代にMacBook AiriPhoneを持って行き忘れるというのは致命的なミスだ。

 

それだけは絶対に回避しなければならない。

 

このようにこれから行くスペイン旅行の事を考えていると、ふとフラッシュバックしてきたのが、冒頭の思い出だった。

 

12年も前のことなのに、そこ記憶はかなり鮮明に覚えている。

それは唯一の、遊んだ記憶だからなのか?

初めての海外の海だったからなのか?はわからない。

 

暗闇から覚めたら暗闇

暗闇から覚めたら暗闇

真っ暗な暗闇の中意識が芽生えてきて、パッと目を開ける。

 

そこは自分の家の寝室だ。

しかしまだ暗い。

枕元にあるiPhone7で時間を確認してみる2:47だった。真夜中だ。

緊張なのか、不安なのか、希望なのか目覚めてしまった。そう、スペイン出発前夜のことだ。

 

iPhone7のアラームは5:45にセットしていたにも関わらず、アラームが鳴る前に起きてしまったのだ。

 

ベッドに入ったのは23時過ぎ、結局3時間程度しか眠れなかったことになる。

もちろんすぐに、2度寝を試みた。

 

10分が経過した。

20分が経過した。

30分が経過した。

 

その時に思った。これは練れない。

だったらなんかしよう。

 

何をしようか考えた。

荷物は下手にいじると逆に忘れてしまうから触らないでおこう。

 

パソコンはしまったのでiPhoneしかない。

とりあず航空券やAirbnbの予約を確認することにした。日にちも時間も大丈夫。問題ない。

すぐに終わってしまった。

 

そうしていると少しお腹が減ってきたので、セブンイレブンでアイスコーヒーのSとイングリッシュマフィンを買ってきて朝食を取ることにした。

 

ゴミを片付けていると、ようやく電車の時間が近づいてきた。

いよいよ、スペイン旅行が始まると高台の鐘のように胸が高鳴った。

 

初めての南ウィングに肝を冷やした・・・

初めての南ウィングに肝を冷やした・・・

京成浅草線を使い成田空港第一ターミナルを目指す。

 

日曜日の朝7時台、車内はガラガラ。

 

乗っているほとんどがスーツケースを転がしている。

隣に諏訪ているのは30代であろう、欧米人カップル。

スマホの除いている。

 

出発するのか?帰国するのか?

右斜め前に座るのは20代であろう韓国人夫婦。

 

小さな赤ちゃんが乗っているベビーカーを自分の前に起きあやしている。

僕は機内用バッグに詰めたスペイン語辞書を取り出し、定型文を頭の中で反復した。

 

「コモセジャマ?」

「ドンデエスタバーニョ?」

「ケタル?」

「オラー!」

「クワントアニョスエスト?」

 

最終学歴専門学区卒の僕にはこの5つを覚えるだけが精一杯だった。

そうこうしていると終点の成田空港第一ターミナル駅に到着した。

 

エスカレーターを上り改札を出る。

「出国ロビー」と書いてある方へと進んでいく。

 

途中両替所があったので、両替をすることに。

基本的にはANAアメックスのクレジットカード払いで済ませる予定だげ、友人との食事や滞在などは現金で割り勘をすることになるから、絶対に必要だ。

 

10分くらい待っただろうか、ようやく両替できることになった。

 

僕「6万円をユーロに」

両替さん「6万円以上だとレートが割引になるので計算します」

僕「そうなんですか?お願いします」

両替さん「61,240円だと500ユーロぴったりにできます。」

僕「じゃああ願いします」

無事に500ユーロを手に入れた。

あれ??よく考えてみたけど、ぴったり500ユーロにする必要あったのか?

両替さんが「500ユーロぴったりにできますよ」

 

なんていうから、つい反射的に答えてしまった。

 

両替なんだから必要な分だけ、交換できれば良いのだからぴったりにする必要なんて1ミリもない。

 

しかし、人間の心理的にぴったりと言われてしまうとついつい「YES」と答えてしまう。

 

ここが僕がまだまだお金のリテラシーが低いところだと深く反省した。

 

果たしてこの500ユーロぴったり作戦は吉と出るのか凶と出るのか?

そんなことを思いながら出国ロビーの北ウィングを目指す。

 

出国ロビー北ウィングに到着すると、出国カウンタがーABCDE・・・と並んでいる。

自分の乗る飛行機の航空会社のカウンターを探す。

 

ABCD・・・と順番に見ていくもない。

e-チケットに書いてあるかと思って確認するも書いてない。

 

「まじかよ」

急に心臓がそわそわし始めた。

とりあえず、北ウィングの入り口の横にインフォメーションの人がいたから戻って聴きにいくことに。歩調は足早になった。

 

競歩さながらのスピードを出していたのではないか?

北ウィングの入り口まで戻り、お姉さんに尋ねる。

 

僕「スイス航空って南ウィングですか?」

お姉さん「スイス航空は瓶によって違います。」「どの瓶ですか?」

僕はすかさずe-チケットとパスポートを差し出す。

 

すると、

お姉さん「南ウィングですね」

僕「ありがとうございます。」

 

すぐに南ウィングに向かった。

さっきより歩調はスピードアップしている。

 

なんで北ウィングに向かったんだ。

南ウィングに向かいながら自問自答を繰り返した。

 

理由は簡単に見つかった。

ものすごくシンプルなものだった。

 

誰かに言われたのか?誰かにミスリードされたのか?

いやそんなではない。

 

答えは過去の成田空港の利用で北ウィングしか使った事がなかったのだ。

数少ない旅行経験ではあるが全てが北ウィングからの出国手続きだったのだ。

だからなんとなく北ウィングに向かってしまったのだ。

 

話は戻り、

南ウィングにつきスイス航空虚空の出国カウンターを探す。

パッと見はANAしか見当たらない。

 

すでに北ウィングに向かうという失態を犯しているので、時間が心配だった。

だから近くにいた空港スタッフに聞いた。

 

僕「スイス航空のカウンターは?」

空港スタッフ「Iのカウンターですね。」

僕は空港内を見渡し、Iと書かれたカウンターを探す。

あった!!

『奥から2番目かいっ!!』

 

思わずっこ心の中で突っ込んだ。

さらに歩調を早め、Iのカウンターを目指す。

 

ようやくIのカウンターに到着。幸いなことに空いている。スカスカだすぐに出国手続きを始める。

黒のスーツケースを預け、パスポートを確認される。

 

機内持ち込みのバッグには目印をつけられる。

5分程度で終わった。

 

これで北ウィングへ行ったという失態はだいぶ挽回できた。

カウンターのお姉さんありがとう。

 

初めての空港ラウンジ利用

 

素敵なカウンターのお姉さんのおかげで、素早い出国手続きができ時間にも心にも余裕ができた。

 

そして今回の旅行で狙っていた事があった。

 

それはANAアメックスカードの特典である、空港ラウンジの使用だ。

どうやらこのラウンジではビールが無料で飲めるらしいので行ってみたいと思っていた。

 

ついにそのチャンスが到来したのである。

この空港ラウンジの場所はあらかじめ調べておいた。

 

それほどにまで無料のビールが飲みたかったのだ。

その情報をもとに空港ラウンジを目指す。

 

その道中アメックスのクレジット入会カウンターで勧誘を受けた。

 

すでにアメックス持っている旨を伝えると、ヒルトンのプレゼント引換券をくれた。

 

そんあ引換券より僕は初めての空港ラウンジ&目の前の無料ビールだ。

 

アメックスのスタッフに空港ラウンジの場所を聞き出し向かう。

 

Fのレストランのあるフロアの一角についに見つけた空港ラウンジだ。

 

軽く手を触れてくださいという自動ドアを開け、中に入る持っているアメックスと搭乗券パスポートを提示する。

知らなかった僕は少し手間取る。

 

アメックスと搭乗券とパスポートを提示すると飲み物を聞かれ、

僕「ビールで」

当然のように答えた。

 

すると奥の席に促され、座っているとアサヒのスーパードライとプラスチックカップが運ばれてきた。

 

プシュっという音と共に開け、プラスチックカップ丁寧に注ぐ。

感からそのままグビグビといきたい気分をグッとこらえて、ここは空港ラウンジだと自分に言い聞かせ、丁寧に注ぐ。

 

そして口に含む。

「プハー」

これが空港ラウンジの無料ビールだ。

 

空港ラウンジで何ができるかというと、小休止とスマホの充電くらいだ。

 

席は一つ一つが区切られていて、肘掛の部分にくぼみがあり、そこに飲み物をおき、壁際にコンセントがあるので、そこから充電する事ができる。

 

大体の人は新聞を読んだり、飲み物を飲んだり、充電したりと搭乗時間までの時間を潰している。

 

僕もこの空港ランジで20分ほど時間を潰し、いざ出国ゲートへと向かう。

 

機内持ち込みの荷物をベルトコンベアに乗せ、僕は金属探知機のゲートをくぐる。

特に問題なくパスする。

 

さらに進み、出国手続きをする。

ここでびっくりした事があった。

なんと出国手続きが自動化されていたのだ。

 

以前まではここに人が座っていて、パスポートの写真と犯人確認をしていて、ハンコを押したりしていたのが、全くの自動になっていたのだ。

 

パスポートの写真のページを開き機械に読み込ませる、鏡があるのでそこに顔を映して問題がなければゲートが開くという仕組みだ。

 

時代の流れはこんなところにも押し寄せてきているのだと感じた。

 

それにしても、説明するスタッフも詳細な使い方などもなかったようで、正直混乱した。

 

みんなスムーズに行ってるからいかにも僕が時代から取り残された気分になった。

 

無事にケートも開き搭乗口35番を目指す。

すでに登場は開始している時刻だ。

 

僕が35番のゲートに着く頃には行列は終わりかけていた。

そして無事に飛行機に乗り込んだ。いよいよ旅行が始まる。

 

漫画ワンピースの主人公ルフィが最弱のイーストブルーからグランドラインに入るためにリバースマウンテンに舵をきる気持ちはこんな感じだろうか。

 

などと考えながら、日本を飛び立った。

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