こんにちはナカイです。
今回は2020年12月25日公開の映画「えんとつ町のプペル」の感想について書いています。
僕は12月13日に行われた完成披露試写会で鑑賞してきました。
その時の様子は下記の記事です。
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映画「えんとつ町のプペル」の完成披露試写会行ってきた|マジで超えたかも・・・
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本記事では映画「えんとつ町のプペル」が絵本とは違う点を中心に感想を書いています。
映画「えんとつ町のプペル」って面白いの?
絵本と内容は違うの?
映画「えんとつ町のプペル」ってみた方が良い?
そんな疑問にお答えします。
無料公開の絵本は閲覧したけど、映画は鑑賞しようか悩んでいる方も多いと思います。
そこで今回は僕が完成披露試写会で鑑賞した感想をご紹介します。
本記事は「ネタバレ」を含みますので、映画の内容を知りたくないと言う方は読まないで映画館へ向かってください。
映画「えんとつ町のプペル」を観に行こうか悩んでいると言う方の参考になれば幸いです。
本記事の内容 映画「えんとつ町のプペル」とは? 映画「えんとつ町のプペル」キャスト 絵本と映画の異なる3つの点 友情と親子愛
西野さんが冒頭の180秒を無料公開していますので、これだけでも視聴してみてください。
凄さが伝わると思います。
映画「えんとつ町のプペル」とは?
映画版「えんとつ町のプペル」というのは、絵本作家であるキングコング西野亮廣さんによって書かれた絵本を3Dアニメーション映画化した作品で2020年12月13日にクラウドファンディングのリターンとして完成披露試写会が行われました。
正式な公開日は2020年12月25日からとなっています。
絵本の時はネットでの無料公開で賛否両論を巻き起こした「えんとつ町のプペル」ですが、2020年12月現在でもネットで無料閲覧する事ができます。
もちろん絵本なので、Amazonや楽天で絵本を購入する事もできます。
今回は僕がクラウドファンディングのリターンで行った、完成試写会で鑑賞した映画「えんとつ町のプペル」の感想について書いていきます。
映画「えんとつ町のプペル」キャスト
映画「えんとつ町のプペル」ではキャストも豪華ですのでご紹介させて頂きます。
プペル:窪田正孝 ルビッチ:芦田愛菜 ブルーノ:立川志の輔 ローラ:小池栄子 スコップ:藤森慎吾 レター15世:野間口徹 アントニオ:伊藤沙莉 トシアキ:宮根誠司 ダン:國村隼
舞台挨拶で西野さんもおっしゃっていましたが、ルビッチは1ミリも嘘がないというイメージのキャスティングで芦田愛菜さんになったというのはとても納得できました。
完成試写会でご本人も見ましたが、質問にもしっかりと答えていて優等生というイメージそのまんまという雰囲気でした。
絵本と映画の異なる3つの点
映画「えんとつ町のプペル」では基本的なストーリーは一緒ですが、映画版では絵本を読んでない方にも楽しめるように丁寧に話が描かれています。
そんな中で絵本と違う3つの点についてご紹介させて頂きます。
僕の個人的な見どころとも言えますので、これから映画館にいかれると言う方は参考にして観てくださいね!
プペルとルビッチの出会い
プペルとルビッチの出会い方が絵本と映画では大きく違います。
絵本では一人寂しくしているプペルの元にルビッチたまたま通りかかって出会うという内容になっています。
しかし、映画版ではプペルはごみの収集車に積まれてしまい、助けを求めている声にルビッチが反応して救出劇が始まります。
ゴミの収集車は次第に焼却施設へと近づいて行きますが、プペルを中々助け出す事が出来ません。
プペルをゴミの中から救出出来たと思ったら、今度はルビッチがゴミの間に挟まって抜け出せなくなってしまいます。
そうこうしている内に、ゴミ収集車は焼却施設に到着し荷台がせりあがり、ゴミを落として行きます。
間一髪プペルとルビッチは抜け出すことに成功します。
と、安心したのも束の間。
焼却施設のトロッコで休んでいると、トロッコは動き出してしまい工事途中の鉱山内を走り回ることになります。
ここで一気にプペルとルビッチの距離が縮まり、2人は「トモダチ」となります。
おしゃべりスコップ
絵本には出てこない「おしゃべりスコップ」と言うキャラクターも登場します。(ちなみに声優さんはオリエンタルラジオの藤森さんです。)
「おしゃべりスコップ」と言うあだ名がつくくらいなのでよく喋るキャラクターなのですが、憎めない奴です。
おしゃべりな奴って嘘つきや内容が薄い話が多くて、あまり好きでないと言う人も多いかもしれません。
なぜなら、僕が正にそうだからです。
しかし、おしゃべりスコップは喋りすぎて、ついつい言ってはいけない本当の事まで喋ってしまうという愛嬌があります。
「おしゃべりスコップ」と言うキャラクターは物語の中で、かなり重要なポジションにいます。
絵本には登場しないキャラクターですが、映画版では「おしゃべりスコップ」のおかげで物語の厚みと言うか、深みが出たように感じます。
良い場面で登場して、プペルとルビッチの手助けをしてくれます。
ホシの見つけ方
絵本と映画では「ホシ」の見つけ方も若干異なります。
絵本では船に風船をつけて、えんとつから出る煙の上にいく事でホシを見つける事が出来るのですが、映画版では少し異なります。
映画では船に気球のような装置でをつけて船を浮かせて煙のある上空へと行きます。
そこから「おしゃべりスコップ」に貰ったとある道具を使って、空を覆っている雲を一気に吹き飛ばしホシを見る事に成功させます。
友情と親子愛
絵本ではハロウィンの夜にお父さんがプペルになって1日だけ戻ってきた。
と言うようなお話になっていますが、映画ではテーマがもう少し大きくなっています。
1つは友情でもう1つが親子愛のように感じました。
プペルとルビッチの距離感がトモダチと言う感覚になっているように感じました。
一緒にトロッコで鉱山を駆け抜けたと言う経験をして距離を縮め、友達になると言うのは誰にでも1度は経験があるのではないでしょうか?
プペルとだけでなく、ルビッチとアントニオの関係にも友情と言う言葉が当てはまるのではないでしょうか?
また、ルビッチと父親のブルーノの親子についても、よく書かれています。
ルビッチはブルーノの事を尊敬しており、父親が嘘つき呼ばわりされてもルビッチだけは最後までブルーノの言葉を胸に「ホシ」があると信じて行動します。
ブルーノもルビッチを可愛がり、見てもいないのにないと思ってはいけないと教えます。
母親のローラも1本芯の通った女性でブルーノを信じ、ルビッチを信じていますが、家族は失いたくないと言う本心が最後に溢れ出ます。
映画「えんとつ町のプペル」の感想まとめ
映画「えんとつ町のプペル」を鑑賞した感想について書きました。
普段はあまり映画館で映画を観ない僕ですが、本作品は映画館で観て正解だったなと言うのが正直な感想です。
絵本を読んでも分かる通り、絵がめちゃくちゃ繊細に描かれていますがそれが動き音楽がつくととてもファンタジーな世界観になります。
アニメを作るには1秒間に24コマ必要だと、舞台挨拶の時に監督がおっしゃっていたのでとても大変な作業だったのだろうと素人が観てもわかります。
えんとつ町の風景もそうですが、最後の煙がなくなり満点の星空の映像もすごく綺麗なので見どころの1つです。